本日で、平成二十九年(2017年)が終わります。
何かと慌ただしい年の瀬でも、除夜の鐘の音を聴くと、しみじみと一年の終わりが実感されてきます。
除夜の鐘の「除」と言う言葉には
古いものを捨て、新しいものを迎えるをいう意味があります。
また、
一年の最後であると共に、新年を迎える日となる大晦日は、別名
「除日(じょじつ)」とも呼ばれています。
その除日の夜に、お寺でつく鐘を「除夜の鐘」と呼びます。
人間に百八あるといわれる煩悩(人の心を惑わせたり、悩ませ苦しめたりする心)を
祓うために、その煩悩の数だけ鐘を打ち鳴らすとされています。
除夜の鐘をききながら、また、一年の仕事を終えた後に、
今年はどのような一年だったかを振り返ってみてはいかがでしょうか。
新しい年が良い年でありますように。
心穏やかに新年を迎えましょう。
(一社)倫理研究所 職場の教養 2017.12.31 より
今年に感謝。